刃物を研がれているほとんどのお客様は、硝子修正器を使用することにより別次元を体感することでしょう。
刃物はハガネの平面と平面が鋭角に交わる事により真の切れ味が生まれます。
しかし、刃物を研ぐ事により砥石の変形が始まり、研ぐ回数を重ねる度に、刃物の平面までも損われていきます。
大切な事は、砥石を平面に保つ事です。硝子修正器で砥石の平面を保ちながら、今までにない平面研ぎをご体感下さい。
ガラスを修正器のベースとする事で、精度の高い平面を実現しました。
【仕様】
micron:54/45
mesh:270/325
サイズ:253x80x24mm(修正面245x72mm)
重さ:約750g
硝子修正器と砥石の間に研磨材等の遊離砥粒をふりかけてのご使用は一切お避けください。
硝子修正器の表面(修正面)は生板ガラスに金属の薄い膜で出来ております。
衝撃には弱く、扱いには十分注意してください。ヒビやカケが生じた場合は危険ですのでご使用にならないでください。
硝子修正器は砥石を修正する目的のみにご使用ください。
ダイヤモンド砥粒が含まれる砥石は使用できません。刃物や金属、その他を削る用途には使用しないでください。
硝子修正器は30 micron 以下(500 以上)の砥石の修正が可能です。
粗い砥石を修正致しますと極端に寿命が短くなりますので使用しないでください。
修正にはお湯を使用しないでください。
お湯に浸った後に、突然プレートを冷水に入れると割れてしまう恐れがあります。
砥石修正器:なおる 空母 硝子修正器
使用方法
1)修正する砥石を水に2〜3分浸けます。シャプトン以外の砥石を修正する場合には、その砥石にたっぷり水を吸わせてから修正してください。
2)砥石の表面に鉛筆で修正時の目安となる線を引きます。
3)修硝子修正器を安定した場所に置き、その上に水をかけます。
4)硝子修正器に砥石をのせゆっくり動かします。表面全部を均一に使って前後、斜めに砥石を往復させて修正いたします。砥汁が溝にたまった場合は、そのつど洗い流して再度ご使用ください。
砥石に修正器をのせて修正することもできます。その際には硝子修正器を前後、斜めに往復させて修正いたします。書き込んだ線が消えた箇所は修正器の修正面があたっており正しく修正が行われております。
5)ご使用後は速やかに砥汁を洗い流してから保管してください。その際には刷毛をご使用になることをおすすめいたします。